活ガニについて
活ガニは季節、天候などにより価格と在庫が流動的なため、オンラインショップでは活毛ガニのみを販売させていただいておりますが、当店の店内の水槽にはいろいろな活ガニ(活きているカニ)がいます。例えば活毛蟹、活タラバガニ、活ズワイガニ、活花咲ガニなど、その時期によりいろいろな種類の活カニが水槽の中にいます。
「活ガニを選んで食べる」というのは、とても贅沢なカニの食べ方です。「 海鮮市場 北のグルメ」「 海鮮食堂 北のグルメ亭」では、いつでも活ガニを選んで食べることが出来ます。札幌にお越しの際は、札幌駅から車で10分の札幌市中央卸売場外市場にある当店に是非ご来店ください。必ずご満足いただけることと思います。
今回は、ご家庭での活ガニのお召し上がり方について、書いてみたいと思います。
活ボイルでの食べ方
茹で上げたカニは茹でた直後よりも、半日から1日以上経ってから旨味成分であるアミノ酸が増すと言われています。
ただ、茹でたてならではのホクホクとした食感は、ご家庭で活ガニをボイルする食べ方の最大の魅力になります。
お客様によっては、火を通したものは温かいまま食べたい、と食べ方にこだわりを持っていらっしゃる方もおられます。
「浜茹で」「ボイル」商品は再加熱をしますとどうしても食感が落ちてしまいますので、そのようなお客様には活ガニをオススメしています。
またパーティーなど調理そのものを演出されたいお客様には、鍋の中で活ガニが一瞬で紅く染まっていく様子は、パーティーの場を華やげることが間違いありません。
カニのゆで方は、塩加減とボイル時間がで美味しさが決まります。カニボイル方法について、詳しくは下記ページをご参照ください。
焼きガニでの食べ方
活カニを焼きガニにする場合、たいていはタラバガニかズワイガニを使用します。
焼きガニは茹でたカニとは別の味わいを楽しむことが出来ます。その1つが香りです。
パーベキューの食材としてカニを焼かれますと、潮風と香ばしさがミックスされたような野趣あふれる香りが辺り一面に漂います。上部の殻を切り取り、身に味噌を塗れば、その香りはさらに芳醇なものに様変わりします。
それはバーベキューの雰囲気を盛り上げ、食欲を大いに誘うことでしょう。
パーベキューの時期、ビールにもっとも合うのもこの焼きガニと言えるでしょう。
「海鮮食堂 北のグルメ亭」の焼き場担当に、焼きガニのポイントを聞きました。
一般の人は焼きすぎることが多いそうです。活ガニはお刺身やしゃぶしゃぶでも食べられますので、焼きすぎるとその美味しさが失われてしまいます。半生くらいのイメージで焼くと良いそうです。見た目の感じとしては、タラバガニの場合、甲羅の茶色い部分が赤くなってくれば、身の方にも火がまわり始めているそうです。
(一度ボイルしたカニを焼きガニにする場合は、ほんのり温めるくらいがおすすめです。焼きすぎると身がぼそぼそになります。ご注意ください。)
蒸し活ガニでの食べ方
熱を加える食べ方で、焼く以外に蒸すという方法がございます。これも活ガニだからこそできる調理法と言えるでしょう。
和食の料理人の間では、蒸し料理は素材の旨味をそのまま封印、凝縮する調理法と言われております。
カニの持っている瑞々しさを失うことなく、肉汁ならぬかに汁の濃厚なエキスを堪能することができます。
焼きガニとは違ったカニの美味しさを発見することでしょう。ご家庭に蒸し器(蒸籠・セイロ)がありましたら、是非お試しください。